【第29回サムライズ勉強会】『地味だけどすごい年金』~日経新聞経済記者が語る「老後貧乏脱出」の勘所~
開催日:2017年9月22日(金)
講師:田村正之(たむらまさゆき) 氏
講演内容
人生100年時代と言われ、老後資金が枯渇することに不安を持つ方も多いでしょう。老後資金の大きな柱は公的年金です。しかし、多額の積立金不足が生じているので、いつか破綻するのではないかとか、若い世代はもらえないのではないか等、懐疑的な意見も耳に届き、不安を持っている方もいらっしゃるようです。
確かに、年金財政が、少子高齢化の影響を受けることは免れないでしょうが、それでもやはり、最も頼りになるのは、終身で確実に受け取れる公的年金です。また、現在は、現役世代のほぼ全員が、確定拠出年金制度に加入できるようになりました。税制に大きな優遇措置のあるDC制度を使い、国に頼るばかりではなく、「自分年金」を作ることも重要です。
今回のサムライズ勉強会は、長年、日経新聞で、個人のマネーリテラシー向上に寄与する運用等、多彩な記事を書いてこられた田村正之編集委員に、下記の内容でご講演いただきます。
- 徹底解説!マクロ経済スライドでは、実質受取額は違わない
- お得な国民年金保険料の支払い方と基礎年金の受取方
- 公的年金は老齢年金だけにあらず
- 独身男性と息子に教えてあげたい。女性を選ぶ新基準
- GPIFの配分変更は正しかったのか
- イデコは受給時の課税に注意
- 老後をより豊かにするために今すべきこと
田村正之氏からの一言
老後を考えるうえで大事な公的年金ですが、どうもかなり誤解が多いのではないかと思っています。公的年金は民間生保の商品などとどう違うのか、なぜつぶれないと言えるのか、お得に使い倒すにはどうすればいいのか、などを考えます。同時にGPIFの運用変更の是非やイデコの受給時の注意点なども眺めてみます。
講師紹介
田村正之(たむらまさゆき) 氏
日本経済新聞社編集委員、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)。
著書に「はじめての確定拠出年金」「老後貧乏にならないためのお金の法則」「月光! マネー学」「しぶとい分散投資術」(いずれも日本経済新聞出版社)、共著に「日本会社原論5」(岩波書店)「株主の反乱」(日本経済新聞社)など。田村優之の筆名で小説も執筆し開高健賞。国債アナリストを主人公にした経済小説「青い約束」は14万部突破。近著にパリの画学生を主人公にした小説「青い記憶」
詳細
日時
2017年9月22日(金)19:00〜20:45(開場18:30)
会場
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3‐21
ちよだプラットフォームスクウェア地下1階001ミーティングルーム
※電光掲示板の会議室予約の表示は、「オフィスベネフィット」になっています。
定員
30人(先着順です)
会費
セミナー: 2000円
懇親会: 実費3000~4000円(希望者のみ)
※懇親会は、21時~ 大手町の経団連ビル地下「稲田屋大手町店」で行います。
申し込み
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