02月05日【第47回 FIWAサムライズ勉強会】トークセッション『年金とは何か。そろそろみんな本質的な理解をしよう』

開催日: 令和3年2月5日(金) 19時〜21時 (zoom開催 18:45入室)
講師: 朝日新聞社文化くらし報道部記者 太田啓之(おおたひろゆき)氏、朝日新聞社編集委員 浜田陽太郎(はまだようたろう)氏、コーディネーター FIWA副理事長 CFP®︎ 岩城みずほ

トークセッション『年金とは何か。そろそろみんな本質的な理解をしよう』

内容

これまでたくさんの皆様にご参加いただいたサムライズ勉強会ですが、今年から勉強会のスタイルを変更いたします。
サムライズは、一つのテーマについて有識者の方々を招いてのトークセッション形としてまいります。ご参加いただいた皆さんにも議論に加わっていただければと思います。講師の方にご登壇いただくスクール形式の勉強会は、引き続きFIWAマンスリーセミナーで実施します。

47回目のサムライズ勉強会のテーマは「公的年金」です。
「不信」「不安」「抜本改革が必要」などネガティブに語られることが多い「公的年金」。
「自分たちは年金は貰えない」と「破綻論」を本気で信じている人さえいます。
しかし、その誤った認識こそが老後を不安なものにしてしまう行動、選択へも繋がります。

登壇者である浜田氏は、「年金は、社会保険に参加した記録に裏打ちされた権利性の高いお金である」と、『「高齢ニッポン」をどう捉えるか』(勁草書房)の中で述べています。
太田氏は、2011年刊行の『いま、知らないと絶対損する年金50問・50答』(文藝春秋)で、「年金は決して破綻しないこと、今の年金には弱い立場の人を支えるさまざまな仕組みがあり、今後も十分実用に耐えるものであること、「抜本改革」は現実性に乏しい」と書かれていました。
年金とは何か、みなさん、公的年金保険について正しい知識を学んでみませんか。

セミナーでは、なぜ年金には誤解が多いのか、私たちは老後のお金の問題についてどう考えればいいのか、将来世代の年金を守るために何をすべきかなど、公的年金の本質を理解するために、長年年金問題を取材してこられているお二人と様々な方向から議論し、考えていきたいと思います。
一般生活者の皆様、お金のアドバイスをしているFPの方々など、たくさんの方々にご参加いただきたいと思っています。
奮ってご参加ください。

登壇者のご紹介

太田啓之 (おおたひろゆき)氏

東京大学法学部、教育学部卒 1990年朝日新聞入社。
週刊朝日編集部、AERA編集部などを経て2003年にくらし編集部で公的年金取材を始める。
2011年に文春新書「いま、知らないと絶対損する年金50問50答」を上梓。
2013~15年、日本経済調査会「年金リテラシー研究会」委員。
現在は文化くらし報道部で、主にナショナリズム・戦争の問題を取材。

浜田 陽太郎 (はまだ ようたろう)氏

1966年生。1990年一橋大学法学部卒、朝日新聞社に入る。
「くらし編集部」に配属された2000年から年金の取材を始める。
2003年~06年にかけて首相官邸、厚生労働省の記者クラブ詰めを経験し、マクロ経済スライドを導入した平成16年の年金改革を取材。
グローブ副編集長、社会保障担当の論説委員、デジタル編集部次長などを経て、現在、朝日新聞編集委員。
2017年に社会福祉士資格を取得。地元の社会福祉協議会にて高齢者の金銭管理をお手伝いする支援員として活動。
2020年9月に初の単著「『高齢ニッポン』をどう捉えるか」(勁草書房)を刊行。

コーディネーター 岩城みずほ(いわきみずほ)

CFP® 認定者 オフィスべネフィット代表
NPO法人みんなのお金のアドバイザー協会副理事長
東洋経済オンライン、毎日新聞経済プレミア、日経電子版「Dr.マネーお悩み外来」、日本経済新聞「家計のギモン」、マネーの達人、マネー現代等で連載。『人生にお金はいくら必要か』等書籍多数。
「金融商品を販売することによるコミッションを得ず、お客様の利益を最大限に中立的な立場でコンサルティングを行っている。

その他

セミナーのあと21時より引き続きZOOMで飲み会をいたします。
お時間のある方は、お飲み物等をご用意してご参加ください。

会場

今回はZOOMのみの開催です。

受講料

どなたでもご参加いただけますが、受講料が違いますのでご注意ください。
Zoomでの受講も同じ料金区分となります。

  • 一般の方: 3,300円(税込)
  • FIWA認定正准アドバイザー (10%オフ): 2,970円(税込)
  • 友の会会員 (5%オフ): 3,130円(税込)

申込み

募集人数: Zoom 30名

所定のフォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください。
※メールフォームはフォームメーラーを利用しております。

申し込み受付は終了しました。